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旧友の訃報 [雑記]

皆さん、こんばんは。

今朝は冷えましたね~。
我が家の周辺は1度台だったようで、久しぶりに凍てつく寒さでした。
青空の元停めていた車のフロントガラスは凍っていたようです。

今日は10度対応の上下に長袖アンダー着用、シューズカバーも登場して完全防備でしたので、自転車で走っている間は指先以外寒さは感じませんでした。

さて、昨夜寝ようと思っていたら、中学以来の友人Y君からメールが届き、何事かと思ったら共通の友人M君の訃報を伝える内容でした。

彼とは中高一緒でしたが、クラスが一緒になったのは高1、高2の時だけでした。
苗字が近いこともあり仲良くなりましたが、ちょっと変わり者でした。
彼の方が1年先に大学生となりましたが、自分も1年遅れで進路が決まった春休みに、彼の下宿先に友人I君と泊りに行きました。
彼は大学の新聞部に所属していて、今でいうLGBTのことをテーマに扱っていたそうですが、押し入れを物色していたらゲイ雑誌が出てきて、その夜一睡もできなかったのを鮮明に覚えています(笑)。

大学卒業後は大手メーカーに就職していましたが、上司と折り合いが悪く退職し、以後いくつか転職を繰り返していました。
当時は就職氷河期と言われ、いったん退職すると正規社員として再就職するのはとても困難な時代でしたので、彼は有名大学卒という肩書を持っていましたが、その苦労を味わっていたのではないかと思います。
3回目の転職以降、年賀状のやり取りが途絶え、ずいぶん前から音信不通になっていました。

10年ぐらい前までは、彼らが広島に帰省したタイミングでよく飲みに行っていました。
そんな頃が非常に懐かしいです。

Y君からのメールには、彼のお母さんから届いたはがきの両面の写真が添えられていました。
裏面はお母さんがM君の死を伝える内容で、悲しみが滲み出てくる文面でした。
表面を見てびっくりしましたが、本人の直筆だったからです。
彼の生きざまは不器用でしたが、字はとてもきれいなのが印象でした。
お母さんの手紙を読んでいると、どうやら自らの死期を悟って、訃報通知の葉書の表面を書いていたようです。
一体どんな気持ちであて名書きをしたのか分かりませんが、さぞかし無念だったに違いない。
思わず泣きそうになりました。

寝る前だったので、彼に思いを馳せていたら眠気がぶっ飛んでしまいました。
どうやら白血病を患っていたようで、一旦は退院していたそうですが、ぶり返して帰らぬ人となってしまったそうです。

Y君とは、Y君も含め他の面々が広島に帰省した時には、一緒にM君の墓参りに行く約束をしました。

Mよ、病気だから仕方ないかもしれないけど、早すぎるぜ、死ぬの。
広島におるのになんで俺には知らせてくれんかったのか、それも残念でならんよ。
今は、君の冥福を祈るばかりです。
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