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チャリエースの使い勝手 [乗り物]

皆さん、こんばんは。

我が家のチャリエース(ダイレクトカーズのACROSSⅡ)ですが、納車からほぼ10か月が経過しました。
走行距離は7千kmを越え、ようやく乗りこなしている感が出てきたような気がしています。

さて、GWの妻との旅行や今回の長野合宿を経て、チャリエースの使い勝手について述べておこうと思います。

(車中泊)
標準ボディのハイエースですので、室内幅が152cmとなります。
ほぼダブルベッドのサイズとなりますので、就寝人数は2名でしょうね。
GWは、キャンプ用のエアマットを敷きその上に寝袋を敷いていましたが、エアマットがない方が変な段差ができず快適なことに気付きました。
REVOシートの出来がいいということなんだと思います。
室内長は3mありますので、荷物はシート下や前後のいずれかに押しやっておけば、収納上の問題はありません。
真夏の熱帯夜も経験しましたが、ポータブルバッテリーを使ってUSBファンや扇風機を回せば、何とか眠ることができるかもしれません。
先日作成した簡易クーラーみたいなものがあれば問題ないと思います。

(自転車の積載)
縦方向には3台しか積載できませんが、横向きであれば4~5台はいけそうです。
ただし、フレームのサイズによっては横向きは厳しい場合がありそうです。
縦方向に積載する場合、タイヤを外さない場合は2列シートに人は座れません。
従いまして、2名2台までならタイヤを外さず積載可能ですが、3名以上乗車する場合は、前輪を外す必要があります。
車中泊を伴う場合は横向きでの積載で、2台までOKです。

今回は車中泊しつつも移動先ではキャンプをするつもりでしたので、キャンプ道具2名分を余分に積んでいました。
キャンプ道具はすべてシート下に積載し、走行時も2列&3列シートはベッドモードのまま走行しました。
ただ、寝るときに使う寝袋や、サイズのでかいクーラーボックスはシートの上に置いた状態となりますので、2人就寝するとなると、荷物の分量にもよりますが荷物を助手席や運転席に移動させる必要があると思います。

(100Vコンセント)
エンジンがかかっていれば1A(100W)まで利用可能ですので、ポータブルバッテリーの充電に利用しました。
コンセントは助手席の前と左後方の2か所にありますので、今回は左後方を利用しました。
シガーソケットにACコンバーターを差して100Vを作り出す方法もありますが、最初から100Vが供給されているのはありがたいです。
サブバッテリーとまではいきませんが、ポータブルバッテリーで似た環境を作り出すことは可能です。
本来のチャリエースだと、3列目の幅が90cmとなり、その分両脇の家具の幅が広く、サブバッテリーシステムを装備することが可能ですが、我がチャリエースは3列目の幅が120cmのため、サブバッテリーを収納するスペースがないのです。

(その他)
我がチャリエースは、50周年特別仕様車で、両側パワースライドドアになっているので、リアウィンドウに小窓がありません。
従いまして、車中泊をする際に外気を導入する術がないことから、あまり車中泊に向かない車両なのかなと思ったりしています。
リアハッチを少し開いたままにする金具がありますので、それと網戸を併用することを検討します。

(車の性能)
ネット上では、ガソリンの2000ccは非力と言われていますが、積載量が少なければそれほど気にならないと思います。
車体が重たいので、出足は確かに鈍いですし、べた踏みしてもエンジンがやかましくなるだけで加速力も鈍いです。
普通に走ることに関しては、まったく問題ないと思います。
ただ、登坂車線があるような登り坂は、キックダウンの連続で車速を何とか維持できるといった感じです。
ディーゼルだと振動がありますし、エンジン音がもっとうるさいと思います。
あと、これは車の問題ではありませんが、標準のタイヤサイズだと、速度制限が120km/hと、今の時代の基準に合っていないように思います。
燃費は、街乗りで9~10km/l、高速で11~12km/lってところでしょうか。

(サイズ感)
よく言われますし、自分でも思いますが、でかいです。
でも、5ナンバーサイズなので、NOAHやVOXYとほぼ同じなんですよね。
運転席がタイヤの上なので、結果的に直方体のような形状となるため、でかく感じているのだと思います。
法律的には小型車なんですよね(笑)。
ボディが長い分ハンドルさばきが難しく感じました(特にバック)が、もう慣れました。
5ナンバーの乗用車と比べると、運転席と助手席の間がかなり空いていますが、その分座席が外寄りに配置されていますので、運転席で言えば右側のクリアランスに余裕がない感じがします。

(室内環境)
エンジンがシートの真下にあるため、静かと言われるガソリン車でも高速走行中はやかましいです。
音楽をかけていても、エンジン音で台無しです(笑)。
高速走行中は前列と2列目でも会話が難しいです。
気になる人はしっかり遮音対策をした方がいいですが、ボンネットにエンジンがある車にはかなわないと思います。
あと、前席の上部クリアランスに余裕がありませんで、背伸びするのがちょっと難しいです。
後部座席は全然その心配がいりませんが(笑)。

(結論)
良い面も悪い面もありますが、総じて自分の目的に合致したいい車に出会えたと思っています。
カタログのチャリエースから更にカスタマイズしていますので、世界に1台だけの車っていうのもいいです。
先般提示した、使い勝手を良くする小物類を徐々に揃え、より良い車に仕上げていきたいと思います。

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コメント 1

けんけん

チャリエースのレビューってのは貴重な投稿ですねw
参考になります。ありがとうございます。
前席でのエンジン音ですが、先日乗せてもらった感じではそれほどうるさく思いませんでしたよ。
高速だと多少うるさいのだとしても、ガソリンエンジンの音なのでディーゼル音よりもずっといいと思います(個人的に)
逆にエンジンチューンして、スポーツカーのような音を出すエンジンにすれば、高速でのエンジン音を聞くのも楽しくなると思いますがどうですか?w
by けんけん (2019-08-14 23:45) 

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