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タイムトライアル的なしまなみ170km [自転車]

皆さん、おはようございます。

今日は月イチ有給休暇ということで、今月2度目となる4連休の最中です。
どうせ休むなら、こういう休み方をしなきゃね。

ということで、昨日はしまなみ海道に行って参りました。
しまなみ海道をサイクリングするとなると、普通は尾道か今治を発着にするかと思います。
しかし、地図を見てもらうと分かりますが、今治の真北は竹原であり、大三島なんてほんと竹原(忠海)の真向かいなんです。
広島からだと、わざわざ尾道まで行くのは交通費と時間の無駄なんです。

諸経費は以下のとおりです。
広島発、尾道まで車利用(広島東-尾道、走行距離は85kmと仮定)
高速料金:片道1,340円(休日料金、ETC)
ガソリン代:片道約850円(燃費13km/l、ガソリン代130円/lで計算)
駐車料金:一日最大2,000円(最初1時間200円、以後30分ごとに100円)

広島発、忠海まで車利用(広島東-河内、走行距離は65kmと仮定)
高速料金:片道730円(休日料金、ETC)
ガソリン代:片道650円(条件は同じ)
駐車料金:無料
フェリー代:片道350円(サイクルーズPASS特別料金)

ということで、今回は大三島フェリーを使って大三島発着の170km走破に挑みました。
フェリーについて、7時半の始発は盛港直行ですが、次の便以降は大久野島に寄港するのでうさぎ目当てのお客さんが激増します。
なので、6時前に家を出て7時過ぎに忠海港に到着しました。

コースは以下のとおりです。
盛港から大三島を反時計回りし、今治の糸山公園へ。
糸山公園で折り返し向島へ(因島は西側の海沿いを走行)。
向島は正規ルートを走り、途中国道317号との交差点から国道317号を折り返し、向島インターを経由する。
因島は西側の海沿いルートを、生口島は東側ルートを走行し、盛港でゴール。

7時55分に盛港を出発しました。
気温は12度、南西の風が厳しかったです。
服装は、内側に半袖ジャージとアームカバー、上から15度対応のジャージを羽織り、下は15度対応のタイツ、グローブは春秋用の薄手のものを装着しました。
風は猛烈でしたが、気温は時間とともにぐんぐん上昇していきました。

今回は目標タイムを設定しており、糸山公園に10時半まで、向島折り返しは13時半まで、盛港帰着は15時15分(もう少し遅くても良かったのですが、理由は後述します。)としました。

大三島橋まではほぼ逆風に苦しめられ、1時間ほどかかりました。
50~70m程度の標高差を上り下りするので、体も温まりました。
伯方島の道の駅でトイレに寄り、そこで上着を脱ぎました。
ほぼ休憩なしで糸山公園までたどり着きましたが、来島海峡大橋の逆風は最高に厳しかったです。
到着時間は10時15分。少し早めに到着できました。

糸山では止まらず折り返しました。
今度は追い風の来島海峡大橋、追い抜きや離合時には減速し、その後一気に加速して通り過ぎましたが、超気持ち良かったです。
最初の休憩地は、来島海峡大橋を渡ったすぐの道の駅よしうみいきいき館にしました。
焼豚玉子飯を食べようかと思いましたが、時間が早すぎました(苦笑)。
仕方ないので、500mlのコーラを飲み干し、ドリンクを補充してスタートしました。

風向きがほぼ追い風状態でしたので、風に乗って突き進むといった感じでした。
道の駅多々羅しまなみ公園までノンストップで走り、焼豚玉子飯をいただきました。
愛媛県側の道の駅は、すべて同じ指定管理者が運営しているので、フードコートの食事はほぼ同じなんです。
正直これではカロリー不足のような気がしましたが、我慢して先に進みます。
生口島は行きに西側、帰りに東側を走る予定にしていたので、ドルチェの前は行きしか通りません。
でも、時間のロスを考え、通り過ぎました。
風に乗っていたので、止まりたくなかったですし。

その代わり、因島ではっさく屋に立ち寄り、はっさく大福を2個いただきました。
運動中の柑橘はたまらんです。

次は、向島で折り返してすぐのコンビニに寄り、ドリンクを補充し、シュークリームを食べました。
ここからゴールまではノンストップです。
というのも、フェリーの出発時間が本当は15時50分なんですが、忠海の時間と間違えて15時15分と思っていて、1時間半で40km走らないといけないと思っていたんです(苦笑)。
この時、13時45分でした。
ほぼ予定通り走っていた感じです。

でも、ここからは地獄の行程でした。
既に130kmぐらい走っている中、猛烈な向かい風と対峙し続けて、何度となく心が折れかけました。
ほんときつかったとしかコメントできません。

しまなみの沿線には、今治と尾道までの残距離は表示されていますが、○○橋までの距離とかは表示されていないんです。
ですので、今治までの残距離から35kmを引いて計算していました。
多々羅大橋の大三島側がほぼ中間点で今治・尾道まで約35kmなんです。
平均時速と残り距離を見ながら計算するに、ちょっとやばい。
下ハン握って空気抵抗を極力削り、風が弱まったタイミングで加速し、何とか努力し続けました。
多々羅大橋を15時ちょうどに渡り切れば何とかなるかなと思い、ただただ耐え忍びました。
14時56分にアプローチの麓に辿り着き、ここぞと出力を上げ登り切り、14時58分後半に多々羅大橋に突入しましたが、渡り終えた時15時2分でした。
これはまずいと思い、正規ルートを外れ多々羅キャンプ場を横切ってショートカットし、盛港を目指しました。
幸い北向きの走行なのでほぼ追い風でした。
ただ、途中の信号で引っかかってしまい、これはちょっと絶望に近かったですね(苦笑)。
まあ、30秒ぐらいで変わってくれましたので、残り8分、4kmアタックです。
160km走った後にまだアタックをかける余力ってあるものなんですね。
4kmを8分って、30km/h以上必要なんですよね。
盛港には15時14分に到着しました。

でも、フェリーの姿がどこにもありません。
海を眺めても、大久野島方面にもいません。
あれ?と思い時刻表を見ると、15時50分発と書いているではありませんか!
ここで見間違えていたことに気付きました(苦笑)。

でも、切羽詰まった状態だったからこそ、火事場のクソ力じゃないですが、頑張れたんじゃないかなと思いました。

なぜこの時間に拘ったかといいますと、次の便の出発は1時間10分後なんです。
となると、忠海に着くと17時過ぎて、帰宅時間が19時ごろになってしまいます。
時間を気にしないといけないのが、フェリーを使う際の弱点ですね。
潔く次の便で帰ることにしていれば、もう少しのんびり走るかもう少し距離を走るかの選択肢がありました。

今回このコースを走ったのは、今度参加するグランツールせとうちと同じコース設定だからです。
まあ、試走ですね。(発着点は違いますが)
走る前は本当に170kmあるのか疑っていましたが、確かに170kmありましたわ。
実際の走行距離は171.31km、走行時間は6時間18分20秒でした。
さらに、ガーミンによると判定はテンポでした。
ロングライドで無酸素はあり得ないですし、閾値とかVO2maxもあり得ないでしょうから、まあそうでしょうね。

お腹が空いてたまりませんでしたので、帰り道コンビニに寄り、総菜パン2個とマウントレーニアをおやつにしました。
それでも帰宅後体重計に乗ると、前日より1kg減っていました。
多分今日乗ると回復しているでしょうけどね(笑)。

ロングライド中に唯一腹が立ったのは、瀬戸田のしおまち商店街でのことです。
交差点を直進しようとしたら、小型バイクの集団が自分を無視するかのように対向右折でガンガン突っ込んできたことでしょうか。
なんでこっちが止まらんといけんのか意味が分かりませんし。
一人ぐらい倒してやろうかと思いましたが、犯罪者になりたくないのでやめときました。
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けんけん

おつかれさまです!すごいですね。
僕も近いうちに長距離練習しないとですね汗
とてもそんなタイムは再現できませんw
by けんけん (2021-02-22 18:12) 

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