岡山見聞録

皆さん、こんばんは。

今日の岡山ですが、朝は昨夜の雨がまだ乾ききっていませんでしたがいい天気となり、夜は涼しいです。

今日は事務的な仕事を午前中のうちに終え、午後は岡山市東部、瀬戸内市、岡山市南部に出かけてきました。
最初は砂川という岡山市東部の川の被害状況を見に行きました。
川の周囲の集落より河床の方が高い天井川ですが、名前のとおり砂ばかりの地形だったことで、堤防が氾濫した際に、砂でできた堤防が決壊し周囲が水没してしまったそうです。
水没箇所の水位は1.2m程度だったそうです。
昔からある家は水没に備えて土台を少し高くしていますが、最近建てた家はグランドレベルで家を建てているので1床上浸水したそうです。
死者が出なかったことでマスコミに取り上げられなかったそうですが、750ha浸水し床上浸水は約1600戸、床下浸水約700戸とかなり甚大な被害だったそうです。

続いて、牛窓に行き、日本最大級のメガソーラーを見てきました。
塩田跡地の使途に困っていた土地にメガソーラーを誘致できたということで、まあよかったのではないでしょうか。
今秋から正式稼働するそうです。
こんなにソーラーパネルを敷き詰めた風景は初めて見ました。

最後に児島湾の堤防を液状化から守るための対策工事現場を見に行きました。
調査の結果、現状の堤防では東南海地震の津波から街を守れないということで、矢板を地中深く埋め、地盤が流出・沈下しないような対策を講じている最中だそうです。
ただ、海側には捨石が埋まっていたりしてそのままでは矢板を埋めることができないことから、現在その捨石を破壊する工事をしていました。

普段はあまり工事現場とか見る機会はありませんが、土木も建築も興味ある分野ですし現場を見るのが好きですので、いい機会を頂きました。
今回の業務はとりあえず明日の午前中で終わりますが、再来週以降また復興支援業務でどこかに派遣されると思います。
住民や企業の皆さんのためにも引き続き頑張ります！