墓参ポタリング

皆さん、こんばんは。

今日は晴れて暑くなりました。
もうさすがに30度は超えませんが、動くと汗ばむレベルで、日陰にいると気持ちよく感じられました。

さて、今日は自分の父方母方の墓参りに行ってきました。
父方は広島市内ですが、母方は大崎上島になります。
まずは母方の方から。
広島呉道路が復旧したおかげで、呉まではほぼ30分と街に出るのとさほど差がない時間距離です。
その先が長いのですが、今年度中に休山トンネルが4車線化すれば、呉の混雑も少しは解消することでしょう。
朝で道路が空いていたこともあり、予定より若干早く小長港に着きました。
そう、とびしま海道経由です。
一般的には竹原港からフェリーといったところでしょうが、お墓が旧木江町ですので小長港から明石港に渡る方が安いし近いのです。
人だけだと運賃は300円、サイクルーズPASSを発行してもらうと自転車の運賃は50円になります。
（本来は150円）
行きのフェリーは自分と妻の2人だけで貸し切り状態でした。

お墓は祖父の残したミカン畑の中、つまり山の中腹にあります。
車と徒歩では上がったことがある道を自転車で攻めてみましたが、斜面をまっすぐ上って行く道ゆえ、かなりの斜度です。
GPSをオフにしていましたが、明らかに20%を超えています（笑）。
ビンディングシューズじゃなかったのでダメかと思いましたが、何とか登り切ることができました。
数百mですが、もうちょっと長かったらダメでした。
朝早く店がまだ開いていなかったこともあり、花を買っていけませんでしたが、ミカン畑の中にダリアが咲き誇っていたので、それを摘んでお供え花にしました。

墓参を終え、少し時間があったので海岸線に出てぶらぶら走ったり海を眺めたりしていました。
祖父母の家の前には海が広がっていますが、昔はなかった消波ブロックで埋め尽くされています。
子供の頃は若干残っていた砂浜で泳いだり、釣りの餌のゴカイを掘ったりしていたものです。
子供の頃の思い出とはかくも寂しいものなんだなと思ってしまいました。
祖父が船を持っていたので、たまに魚やタコを釣りに連れて行ってもらったものです。
既に時効ですが親父が祖父の船を借り二人で釣りに行ったこともありましたな。
帰りに船で海水浴場に連れて行ってもらい、沖から海水浴場に泳いで入ったこともあったっけ（笑）。
自分には祖父や親父と同じことができないんだなって思うと、また寂しさが湧いてきたり…。
海の中はスズメダイやアジ、チヌが泳いでおり、久しぶりに釣りがしたくなりました。

お昼前のフェリーで小長港に戻り、海の駅で昼食にしました。
少し前まで海鮮系のメニューがあったのに、フライやカツといったありきたりのメニューに代わっていました。
ありがたかったのは、海軍カレーが食べられるようになったことでしょうか。
大崎下島は合併により呉市になっていますので。

昼食後、自転車で御手洗の町並みを散策し、帰路につきました。
安芸灘大橋は有料で片道720円取られますが、島内の指定の店で千円以上使うと帰りの通行量が無料になります。
昼食代があるので通行量は片道分だけで済みます。

広島までは国道185号＆31号を走りました。
やはりあちこちに残る土砂崩れの爪痕が痛々しいですね。
珍しく渋滞していなかったので比較的スムーズに広島に戻ることができました。

で、そのまま祖父の墓にも行き、お参りしておきました。
父方の祖母はまだ健在です。

今秋はちゃんと4つのお墓を回ることができました。
本来、春秋ちゃんと回るべきなんでしょうけどね。

自転車は15kmほどしか乗っていませんが、まあいいでしょう。